五島の醤と「磯焼け」-五島の醤のこと-

 

 

あけましておめでとうございます。

2022年がスタートしました。皆さんどんな年末年始をお過ごしになりましたか?

今年はNHK紅白歌合戦の司会に、五島列島出身の俳優、川口春奈さんが司会をなさった関係で、番組内で五島列島も登場しました。

そこで金沢鮮魚の金澤さんや、五島の海の抱える問題…そして「魚醤」の文字を見て

「おや?」とお気づきになった方もいらっしゃったかもしれません。

 

 

私たちは、ここ五島で「磯焼け」という重大な環境問題に向き合っています。

具体的には、温暖化により活発化し、海の藻場を荒らすとして駆除対象にされていたアイゴやイスズミなどの植食性の未利用魚を五島の醤の原料として活用しています。

 

 

 

魚醤は魚を塩漬けにして、発酵される伝統的な調味料ですが、一般的にその製造には約 13 年の長期間を要するものです。五島の醤は、「椿酵母」を活用する事により、1ヶ月という非常に短期間で醤油を製造することを実現しています。

 

五島の醤は“五島つばき酵母”と比較的微量な塩を魚に漬け、仕込み、毎日丁寧に撹拌します。

酵母の活性を促すために、塩分濃度をギリギリまで控えているのが豊かな風味と優しい食味の秘密です。

 

五島の醤づくりについて、詳しくは五島の醤プロジェクトムービーを是非ご覧ください。

 

”五島の醤”にかける熱き想い-磯焼けから海を守れー

 

 

磯焼けとは?

 

磯焼けとは、海底にある藻場が大規模に消失し砂漠化する現象であり、温暖化で活発となった、植食性魚類や貝類の摂食が原因の一つと考えられています。

サザエ、アワビ等の他、魚の産卵場所、稚魚の隠れ家が減少することで、沿岸漁業に大きな打撃を与えています。

その為、地元の漁師たちが、ガンガゼといわれるウニの駆除をしたり、行政が植食性のイスズミという魚の食用化等の検討をおこなっています。

五島の椿株式会社としては、これからも「五島の醤」の原材料にこの植食性の魚類を用いることで、磯焼け問題に対しても取り組んでいきます。

 

(ザッキー)