コラム:五島列島の話シリーズ vol.1 五島列島ってどんなとこ?前編
こんにちは。営業企画課のよっしーです。
今回は、とってもいまさらですが五島列島の紹介をしていこうと思います!
五島の椿が本拠地としているのは、会社名にもある通り、長崎県の五島列島です。
近年テレビ等での露出があったり、
島ながら「子育て世代が住みたい田舎ランキング」で上位に食い込むなど注目が集まっています。
この島で生まれ育った私としては「突然注目が集まってきた」と驚く部分もあれば
「実はこんなに住みやすい、ちょうどいい島って他にはないよな~」とも感じています。
五島列島のことをご存じの方も、そうでない方も、もう一度改めて五島列島のことを知っていただければ…
ということで今回のコラムを企画しました!
五島には約140もの島々があるので、
今回は列島を半分に分けたときの下部分、「下五島」こと【五島市】のご紹介をしていきます。
約140の島々からなる五島列島。地図で見ると縦長なのがお分かりかと思いますが、
下半分のことを、五島では「下五島」と言っております。
五島うどんや飛魚(あご)の産地としては上五島が有名なのですが…
下五島ももちろん、魅力たっぷりです♪
下五島(五島市)は、五島列島の島のうち、11の有人島と52の無人島で構成されています。
やっぱり自然が豊かな五島!
なんといっても、ビーチは外せないポイントです。
とくに「高浜海水浴場」と「頓泊海水浴場」はおすすめです。
高浜海水浴場は「新観光百選」「日本の渚百選」「日本の道百選」「日本の水浴場88選」など、観光地としても海水浴場としても有名で、とにかく抜群のロケーション!
ビーチのそばにある展望所、魚藍観音の像のふもとから見る景色はまごうことなき絶景
ぜひ直接、見ていただきたいです。
高浜海水浴場の隣にある、「頓泊海水浴場」は、高浜海水浴場から車で10分程度で到着するのですが、
こちらは家族連れの方にお勧めです。
とっても広い砂浜で遠浅なので、小さなお子様でも安心して遊べます♪
五島の真っ白な砂浜は、貝殻やサンゴでできていますので、貝殻探しなんかも良いですね。
一方で、島の海水浴場ではない島の海岸での磯遊びもおすすめです。
五島列島は島のほとんどが「火山帯」だったので、溶岩でできた海岸が独特の景観を作っています。
砂浜では見られない生き物たちが暮らしているため、磯遊びにはうってつけです。(サンゴやイソギンチャク、ヒトデにヤドカリ。アメフラシなど)
※磯遊びの際はケガをしないよう、十分気をつけて下さい!
五島列島で最も大きな福江島の中には
「石田城跡」が残っていて、趣のある島の城跡を感じられるのですが、
この城(城跡)は現在も、お殿様が現存する、日本で唯一の個人所有のお城なんです!(五島家、といえばほとんどの人がわかる)
城壁の中には「五島高校」という高校があり、毎年高校生がお堀部分の清掃活動をしています。
観光の際はぜひお堀の中も見てみてください。
高校生たちから挨拶されますが、島の風習ですのでびっくりしないでくださいね!
夏の、蓮の花が咲く時期がおすすめです♪
そして、五島列島といえば、
やはり有名なのが「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」でしょうか。
各島々にはご存じの通り、隠れキリシタンの歴史が残るものも含め、約20の教会あります。
世界遺産に認定されていない教会も、ほとんどが県の遺産に認定されている、大切な文化財です。
日曜日などは実際に信徒の方がミサをしていたりします。
教会は、島民にとってはとても大切な祈りの場です。訪れる際はご配慮をお願い致します。
そして!!!グルメ!!!!
なにを隠そう、五島はとにかくグルメな島。
それもそのはず。
野菜も魚も、お肉まで…旬のとれたてを味わって生きてきた島だからです!
お魚に関していえば、長崎県は、日本一の魚種を誇っており、その数は300種以上。
その長崎県でも有数の漁場である五島列島では、多くの新鮮な魚が食べられます。
アゴ出汁で有名なトビウオはもちろん、キビナゴなどの小さい魚から、スズキ、ブリ、カツオ、マグロのような大きな魚まで様々!
写真のお魚はカマスです。秋に爆釣したときの写真です♪
この美味しい魚と、おいしい地元の芋焼酎で、移住して20kgも太ってしまった従業員もいます(笑)
島なのに、平野にも恵まれている五島市内では、
島で育った「五島牛」
島で育った地鶏「しまさざなみ」
島で育った豚「五島美豚」
島の太陽をたっぷり浴びて、山から流れる天然水で育った「五島野菜」は、お取り寄せでも大人気。
漁業以外にも、畜産業、農業も盛んです!
そして、これから注目され、新しい産業として注目されているのが、
椿事業です!
五島市内には、推定440万本ものヤブツバキが自生しており、古くからその種から取れる“椿油”で、人々の肌や髪を潤してきました。
現在では、椿の種が入った実を収穫する人達の高齢化が進み、油の生産量も年々減少傾向にあります。
しかも、年に一度しか取れない椿の種だけでは、生活を支えるのは厳しい。。。
だからこそ、我々は考えました!!
「年中緑色に茂っている葉を活用すれば?」
「種を取ったあとの果皮も使えば?」
「花も枝も、幹も使えるのでは?」
「花から酵母も取れる!それを活かせるのでは?」
そんな発想から、
私たちは「椿を再発見し、その全てを活かす」ことができる、商品開発を進めています。
長崎・五島列島に新たな産業を創り、多くの雇用を生み、
椿油が人の肌や髪を潤してきたように、五島列島を豊かに潤していきます!
そして、五島列島から、日本列島を元気にしています!
次回は後編。上五島のご紹介です。
どうぞ、お楽しみに!
(よっしー)