五島列島、島便り 2021.1月号

 

新年あけましておめでとうございます!初春のお喜びを申し上げます。

2020年が怒涛のように過ぎ、新たな年がやってきました。

年末年始は、五島列島も静かなもので、お家でゆったりと過ごすお正月でした。皆様はいかがお過ごしでしたか?

本日1月4日は、五島の椿㈱の営業開始日。みんなで初詣に行ってまいりました。

ひときわ大きなご神木を拝み、新年に気持ちを新たにスタートすることができました!

さて、2021年初のコラムは、これから定期的に連載していこうと思ってます【五島列島、島便り 2021.1月号】です。

五島列島で暮らす社員の目線で、会社の出来事や島の暮らしを毎月お届けいたします。

 

 

___農園の一年を振り返って

 2021年も自社農園「ヤブつばき王国」は満開の花の季節から始まりました。

昨年を振り返ると、9月に台風9号10号が連続して五島列島に上陸し、島全体に甚大な被害をもたらしたことが思い出されます。

9月は実の収穫時期だったので、“もうだめか・・・”とスタッフ一同は肩を落としておりましたが、予想に反して椿たちは例年より多くの実をつけた豊作の年となりました。

さらに“それでも台風で木は疲れているから、来年の実は少ないだろうな・・・”という予想も裏腹に、今はたくさんの花が咲いています♪

椿の力強さを感じるとともに、頑張っている椿に感謝です。

また、2020年はそんな椿の魅力をふんだんに盛り込んだ商品を皆様のお手元に届けることができました。それらの商品たちも今年は2年生。皆様とのお付き合いも2年目に突入できたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

2021年もより魅力的な商品を皆様にお届けできるよう、農園の椿たちと力を合わせて頑張っていきますので、引き続きよろしくお願い致します。

(農園管理人:しっちー)

 

 

 

___「五島の醤鍋」島内初出店!?とみえ産業市

12月21日。

五島の椿㈱で、初めて、島内イベント「とみえ産業市」で食品の出店をしました。

年末のこの時期、島内では各地区単位で「産業市」が開催されます。

お歳暮や身内への贈り物として、地域の産品が立ち並ぶ、島の一大イベントです。

今年はコロナ対策として同日複数カ所・短時間の開催でお客様が密にならないようにと、注意しながら行われました。

五島の椿㈱では、創作郷土料理いつきさんにてレシピ開発をしていただいた「五島の醤・鳥鍋」。

いわゆる水炊きを準備。

お出汁は昆布と「五島の醤」、そしてゆずの皮で風味を足しただけのお手軽レシピ。

食材から出る旨みと甘みが調和したお鍋の完成です。

使うお野菜は五島のとれたてのものを。

特に白菜は増し増しにすることで

野菜からの旨みをしっかりと出しました。

実際に販売をスタートすると一度召し上がったお客様が

「美味しいからお代わり」

「五島の醤、気になってたけど使い方がわからなかったの」

と言って商品を購入していただいたりと、嬉しい言葉も沢山いただくことができました。

水炊きは、仕上げにはポン酢をかけるのが一般的ですが、五島の醤鍋では

「五島の醤 -米麹-」か「五島の醤 手作りポン酢」をご用意。

お好きな方をかけていただきました。

実は米麹の方が、「お鍋にかけると絶品になる」と社内で話題だったのです!

ポン酢だと食べられないお子さんや、お酢でむせてしまう高齢の方もいらっしゃいますので、出店の際は米麹をかけた方が人気でした。

ぜひ試していただきたいです♪

2021年も、できるだけ、島内のイベントに参加していきたいと思います。

(営業企画部:よっしー)

 

 

____五島の年末年始

 

12月31日の大晦日。島にも雪が積もりました。

島では寒さが苦手な方が多く1週間前から「寒波がやってくる」という情報が島を駆け巡っていました。

実際になってみれば、なんと寒いこと。。。

前日に「椿に雪が積もるかも!レアだから写真撮っておこう!」と喜び勇んでいましたが、

結果として私はお家に引きこもり。おかぴーさんだけがしっかり写真を撮影してくれてました。笑

毎年、年末年始はあわただしく過ぎていきますが、今年は自粛の真っ最中。

帰省する人もほとんどおらず、島全体が静かなムードに覆われています。

ある地区では伝統の獅子舞がなくなり、ある地区ではお祭りがなくなり、成人式もなくなり。

近所のおじいちゃんおばあちゃんも「今年は孫に会えんかったね」としんみりお話されてました。

ご近所さんや身内の飲み会もなかったので、それぞれで「かんころ餅」や島の美味しいものを送り合ったり。

例年以上に運送会社に長蛇の列ができるという不思議な光景を幾度となく見ることになった年末年始でした。

 

そんな五島の冬。

こんな時期だからかもしれませんが、島の中でちらつく季節の風景に心を揺さぶられます。

この時期、鈍色や深い藍色に染まる海は、よくよく見ると遠くに見える島々がぽっかりと浮いて見えます。

浮島と言われるこの現象は、温かい海水面の上に冷たい空気の層が流れることで起こる自然現象です。

140の島々からなる五島列島の冬の風景。

島の一つ一つが何とも言えない幻想的で、ファンタジーな世界に見えてきます。

平安時代「蜻蛉日記」の中では五島列島の三井楽という地区が

「亡き人に会えるみみらくの島」として地名が出てきます。

もしかすると空に浮かぶ五島の島々を見て不思議な世界へ通じる島だと思ったのかもしれませんね。

 

今年は大みそかに雪景色と椿の姿も見ることができました。

2021年も西の端の五島列島から皆さんの元へ、

五島列島の自然の息吹と、椿の魅力をたっぷりお届けできますように、とそっと祈るお正月でした。

(営業企画部:よっしー) 

 

 

2021年もどうぞよろしくお願い致します。