椿の大切な仲間 -椿のこと-

  

みなさん、こんにちは。

農園管理人のシッチーです。

 

先週には立春を迎え、五島では梅が咲いたり、早めの桜が咲いたりと、春の訪れを徐々に感じる季節になってきました。

この仕事をしていると植物と人間では季節の感じ方が全然違うんだなと思う時が多々ありますね。

私はまだまだ寒い冬が続いている感覚ですが、皆様はいかがお過ごしですか?

 

さて、今の時期の椿たちはといいますと

 

多くの椿が満開を迎え、咲き誇っています。

いつもであれば2月下旬には五島で「椿まつり」が開催されるのですが、今年もコロナの影響で中止

人の賑わいはありませんが、この時期の椿たちは毎年変わらず賑やかです^^

 

今回のコラムは花の時期に訪れる椿たちの大切な“仲間”とそれを迎え入れるための椿たちの“おもてなし”をご紹介します。

 

早速その仲間のご紹介!!

 

鳥さんたちです!!!

 

花の時期の農園にはメジロ、ヒヨドリ、ジョウビタキなどが多く見られます。

作業をとめて休憩をしていると、近くで聞こえる囀りや、追いかけっこをする鳥たちの姿にとても癒されます。

そんな鳥たちに椿たちは蜜という食事を提供します。

寒い冬の時期に花蜜を提供してくれる植物は少なく、鳥たちは椿に殺到します。

 

 

この写真は鳥たちの食事が終わった花弁です。

黒い点々は鳥たちの足跡

花弁に落ちる花粉は鳥たちが食い散らかした痕跡

よっぽど美味しかったんでしょうか(笑)

 

鳥たちは食事を楽しんだお礼に、受粉のお手伝いをしてくれます。

食い散らかしたように見える花弁に落ちた花粉は、当然めしべにも付きます。

花粉がめしべに付くことで次の世代(たね)を作ることができます。

行儀よく食べる鳥よりも、がつがつ食べる鳥の方が椿たちにとってはいいお客様ってことです。

 

 

この食事風景を見ると、私の外国籍の友人を思い出します。

その友人と初めての食事に行ったとき、食べ方が豪快で、お皿からぼろぼろとこぼしていました。

食事が終わった時にはテーブルの上はとんでもないことにTT

私が「こぼしすぎじゃない?」って聞いたところ

友人は「美味しかったですという意味です」と答えました。

友人の国ではテーブルを綺麗な状態で帰ることは失礼にあたるそうです(*-*

お店側も毎回テーブルクロスを変える用意をしているのが当たり前との事

カルチャーショックを受けたことを覚えています。

でも、ここは日本なので当然テーブルの上を綺麗にして帰りましたよ(笑)

 

あっ

話が脱線しすぎました…(・・;)

 

話を元に戻すと、

私は椿の花を見たとき汚い花弁の方がうれしい気持ちになります。

無事に受粉が成功してよかったねという気持ち♪

逆に綺麗な花弁を見ると料理(蜜)が美味しくないのかなと思ってしまうようになりました(笑)

 

 

 

次に、そんな鳥たちがたくさん来てくれるように椿たちがしている工夫を紹介しようと思っていましたが、長くなってしまうのでこの話は次のコラムで紹介します。

 

人間の世界でもお客様目線で店づくりをしているレストランは人気ですものね♪

そういうお店は“おもてなし”もしっかりしていますよね。

 

次回をお楽しみに^^

(シッチー)