仕事ができる椿たち -椿のこと-

 

皆さま、こんにちは。

農園管理人のシッチーです。

 

いよいよ夏本番を感じる季節となってきました。

農園管理は常に外作業なので、熱中症に気を付けながら日々励んでおります。

皆さまも体調を崩されないよう、くれぐれもご自愛くださいませ。

 

さて、今回は夏の主な仕事「草刈り」についてお話しようかと思います。

ただ、この時期の草刈りは『椿のため』にやるというよりは『人のため』にやるということが主になります。

 

この時期の椿たちは夏の日差しをいっぱい浴びて、葉っぱを色濃く成長させ、種の中にいっぱい油を蓄えていきます。

実はこの時期は、自分が椿たちにやってあげられることはなく、椿たちの成長を見守ることしかできません。

 

しかし、やることがないからと言ってボーッとしていると、たちまち雑草だらけになって農園に入ることができなくなってしまいます。

そして9月の収穫時期には藪をかき分けながら作業することとなり、とても効率が悪くなってしまうのです

そうならない為に今の時期はひたすら雑草を刈り続けます!!

来る種の収穫に向けて準備をするのが今の自分の仕事です!!

 

 

話は変わりますが、椿たちを見ていると本当に「仕事ができるやつだなぁ」と感心します。

それはなぜかというと、準備をしっかりし、計画的に実行、成果をあげるからです。

以下、具体的に説明します。

 

椿たちには主に3つの季節があります。

①丈夫な葉っぱが完成する季節:夏(7-8月)

②油いっぱいの種の完成する季節:秋(9月)

③花が満開の季節:冬(12-2月)

それでは①②③がそれぞれいつ頃から準備を進めているか考えたことはありますか?

 

【①】

葉っぱについては前年の9月(10ヶ月前)には原型(葉芽)があります。

そして葉芽は3月頃(5ヶ月前)に展開をはじめ、若葉となり、強い紫外線が降り注ぐ夏には丈夫な葉っぱに成長しています。

 

 

【②】

種については12-2[9ヶ月前]には原型(子房)ができます。

そして4月頃[5ヶ月前]から子房が膨らみ始め、7月頃[2ヶ月前]には実の肥大が完了し、9月には種の油が十分となり完成します。

 

 

【③】

花については5[7-9ヶ月前]には原型(花芽)ができます。

そして花芽は8月後半頃[4-6ヶ月前]に膨らみ始め、冬に花を咲かせます。

 

以上のように葉、種、花をつくるのに9か月以上前から準備を進めて、毎年決まった時期に成果を上げています。

 

(花芽といわれる小さな蕾。少しずつ農園で花芽をみかけるようになりました9 

 

それに比べて自分は

 

夏が来るとあわてて収穫の準備のために、草刈りに精を出しています…(--;)

雑草の勢いの弱い冬の時期に、ある程度整理しておいたりすれば、今これほどあわてなくてもいいのに

仕事は「段取り8分」とかいうけど、できていない自分を反省し、できている椿を尊敬します。

 

来年こそは椿を見習って計画的に仕事しよう、と心に誓った今日この頃()

 

では次回のコラムもお楽しみに♪

 

(シッチー)